行くぜ！さいはて礼文島（７）～さらば礼文島また来るよ！！

【２０１９年８月３０日】

楽しかった一週間もあっという間。今日は礼文島を離れなくてはなりません。

楽しい一夜が明けた星観荘の朝は早い。
朝の1便で島を離れる者、８時間コースへ赴く者、引き続きのんびり島時間を過ごす者、旅人はいろいろ。

朝ごはんも美味しくいただきました。
星観荘で過ごした一夜の余韻もそこそこに、朝１便のフェリーに乗る皆さん、８時間コースに繰り出す皆さんと一緒に、またこの旅人宿での再会を約して出発。

朝の1便はサイプリア宗谷（3,555ｔ）。この船で礼文島を離れます。旗を振っているのは、日本中に名をとどろかすユースホステル「桃岩荘」の皆さん。

稚内行きの切符は「現実」行きの切符さ（笑）。

稚内から到着した朝１便のフェリーからは物資を積んだ大型トラック、朝刊を積んだ車、ビジネス出張者、観光バスなど沢山の車輛が降りてきます。
全部降車すると車輛待機所にならんだ我々の乗船です。

来た時と同じように車輛甲板にロープでしっかり固定。

出航の汽笛、巨大なエンジンの鼓動、見送ってくれる皆さん、礼文島で過ごした時間、思い出の数々、何もかもが一気に押し寄せ、泣きたくなるような感情が高ぶる瞬間。
岸壁から「行ってらっしゃ～い！！」の声。旅立つ我々は「行ってきま～す」と両手を大きく振りながら返します。

船影が見えなくなるまで手を振ってくれる礼文島の皆さんに、こちらもずっと手を振り続けました。

どんどん遠くなっていく礼文島。また必ず来るよと誓うひと時でもあります。

１時間５５分、感傷にひたって、稚内港に着くと「現実」。
今日は２００キロほど南下して士別市でホテル泊です。

通行無料の豊富バイパス。高規格道路でワープ・・・できないんですよね。ピンクナンバーは。

１２５ｃｃ以下のバイクは高規格道路は走れません。残念！！

途中、気になるスポットに寄り道。
木造駅舎の秘境駅として全国的に有名な「雄信内駅」（おのっぷない）。
乗り鉄旅で何度も降り立った駅だけど、今回は写真だけ。

広々とした牧草地、青い空。

お昼は幌延町ふるさとの森　森林公園キャンプ場で一休み。

宗谷本線の瑞穂駅（みずほえき）踏切を越えて。

豊作間違いなし、黄金の田んぼの傍で。

無事に士別市のビジネスホテルにチェックイン。今夜は繁華街で旅の感傷（笑）にひたります。

食べ処　赤ばねさんで美味しい焼き鳥とサッポロ黒ラベル。
明日は自宅までひたすら走るだけなんで、旅気分は今夜限り。
今年の夏休みもホントいい旅ができました。
また来年も思い描いた旅に出られますように。

行くぜ！さいはて礼文島（完）

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