星に手のとどく丘キャンプ場(中富良野町)


このキャンプ場に出会ったのは、まだオープン2年目だった10年前。
丘が連なる風景、サイトを歩き回る羊たち、こだわりの広々サイトと満点の星空、そして気さくな管理人(オーナー)さん一家との交流。もうすっかりファンになってしまい、ここに来るのは春・秋の我が家の定番行事でした。
ほんとに良いところなので、すぐに大人気となり、なかなか予約も取りにくくなって、しばらくご無沙汰してしまっていたのですが、ひとときも忘れることなく「行きたいな~!!」って思ってました。
今回、遅い夏休みを”9月の平日”に取って3連泊実現!!
ただひたすら、心地よい丘でマッタリ過ごした3泊4日のアルバムです。

【2014年8月31日】


楽しい日曜日を過ごした皆さんがチェックアウトする時間を目指して、一路、中富良野へ。
今回は「星に手のとどく丘」でのんびり過ごすことが唯一のテーマです。


久しぶりに再会した管理人さんと、あいさつもそこそこに、夜は一緒に飲む約束。
夕方になる前に、まずは温泉でさっぱりして、サイトへ戻ってビールを飲みながら、ダッジオーブンで料理開始。


山の向こうに沈んでいく夕陽を眺めながら、フライパンにエビとセロリを放り込んで、ニンニクをたっぷり入れたオリーブオイルでさっと炒める。 


ニンニクががっちり効いたエビをつまみながら、静かにすぎていく時間。
ギネスビールがとても美味い!


暮れゆく空を眺めながら焚き火を始め、仕事が一段落した管理人さんと合流。
ご無沙汰していた間の、あんなことこんなこと、楽しく話しながら美味しいお酒を飲みました。
管理人さん、お疲れのところありがとうございました。

【2014年9月1日】


2日目の朝は眩しい。
こんな丘の景色を眺めながら、まったり過ごすぞ~!!


炒めたトマトをマヨネーズとマスタードでからめて、パンにはさんでホットサンド。
青空を見上げながら、苦いコーヒーを煎れて、朝ご飯。
気持ちい~!


しばらく会ってなかった羊くんたちもみんな元気。
サイトを縦横無尽に歩きながら、夏草をむしゃむしゃ。  


時間はたっぷりある。
パン(らしきもの^^;)を焼いて、お昼のおやつ。


今日は昨日より良い夕陽が見れそうだから、ちょっと早めにフラヌイ温泉へ。
31度の源泉の湯船にゆっくりつかる。
最初は冷たいけれど体が慣れると心地よく、クセになります。
その後に入る42度に加温された温かい湯船も極楽。 


温泉でさっぱりしたらサイトに戻って、一人で乾杯。
エビとマッシュルームでアヒージョ。赤唐辛子をたっぷり入れた辛さが痛い^^;けど、ビールが美味い。


平日のサイトは、3割ほどの入りかな。
みなさん、思い思いのスタイルで丘を渡る風を楽しんでいました。


夕焼け小やけで、今日も一日無事に過ぎました。
これからのひとときは、焚き火の前で、さらにゆっくりとした時間を過ごします。 


グラスに氷を入れて、ウィスキーを注いで。
酒に酔う前に、雰囲気に酔ってます^^  


気づいて見上げると満点の星空。「星に手のとどく丘キャンプ場」看板に偽りなしといつも思います。
もう、余計な言葉はいらないですね。

【2014年9月2日】


3日目もほんと良い天気。気持ち良すぎ♪


朝ご飯は、昨夜の痛辛いアヒージョの残りを使ってチャーハン。
最高に美味い!


今朝も羊くんたちはサイトを歩き回って、愛嬌を振りまきながら、夏草を一心不乱にむしゃむしゃ。  


今日はコーヒー飲みながらマッタリ読書にしよう。
トーイ・ヘイエルダールの「アク・アク」
遠い少年時代に読んだ本だが、今読み返すと沢山の発見。
冒険の旅に出たくなるな。


昼下がりは3日連続のフラヌイ温泉。31度の源泉、気持ちいいんだな~。
サイトに戻ると、エビスの黒。う~ん、美味い!!


星に手のとどく丘キャンプ場には、ここにしかない究極の美味さを秘めたジンギスカンがあります。
その幸せな味を噛み締めながら、夕焼けの時間へ。 


さて、陽も沈んだし、そろそろ火を着けようか。
毎晩やっても飽きない…焚き火な夜。


今夜も酒より先に雰囲気に酔う^^
そして、楽しい夜は更けていくのでした。
これで寝ちゃうと、明日の朝(帰る日)になっちゃうんだよな~。

【2014年9月3日】


今朝も羊くんたちと戯れる。
私のサイトがとても居心地が良い(?)らしく、1時間くらい微睡んでましたよ^^


羊くんたちが去ると、とても名残惜しく撤収作業。
3泊4日、ほんと~に丘のサイトでゆっくり過ごしました。
この心地良さ、思い切って遊びに来てほんと良かった。
さぁ、下界へ帰ろうか。
また来るからね。管理人さん、羊くんたち、そして丘の織りなす光景、また会う日まで~。