【2021年8月16日】

MO-TTOかぜてキャンプ場(浜中町)



連泊なので今朝はテントの撤収がないのでのんびり~。

お隣さんはすでに出発(^^ゞ



朝食はネギをたっぷり入れてたラーメンを味噌汁代わりにして簡単に済ませて、湿原歩きに出発!!



琵琶瀬(びわせ)展望台から霧多布湿原を望みます。

パンフレット写真のような晴れた絶景はまた今度。

曇ってるのが残念ですが、湿原らしいシトシト感でヨシ!としよう。




湿原に花々が咲き誇る観光シーズンは過ぎ去り、風の音しか聞こえない一筋の木道を独り歩きます。

私のひとり旅には静かに過ごせるこの空気感が一番。




この季節はひっそりと咲く花を見つけるのが宝探しみたいな感じ。

ツリガネニンジンは小さな鈴がぶら下がっているみたいで可愛いね。



木道は観光客のためだけにあるわけではないようです・・・エゾシカの生活道路でもある(笑)



湿原をのぞき込むと一輪のエゾフウロが咲いていました。

満開の時期と違って、今は一輪だけっていうのにとても希少感。



「大変だ!!」湿原に油が浮いている(*゜∀゜)



違うんだねε-(´∀`*)ホッ

てっきり汚染されてるって思ったら、これは湿原の鉄分。

これが川によって海に運ばれて昆布などの海藻や植物プランクトンの栄養になるんだ(*゜∀゜)



地味な色彩の季節に、ハマナスのピンク色の花がひときわ鮮やか。


この季節の霧多布湿原はほとんど人と会いませんが、エゾシカとはよく会います(^^ゞ



湿原をのんびり歩いたらお腹が空いてきたので、珍しくカフェに入ってみた。

「やちぼうずカフェ」は、霧多布湿原の民有地約1200ヘクタールの内、開発の可能性が高い地域、タンチョウの営巣地などの保全を図るため、全国に呼びかけ用地の買い取りを進めている「霧多布湿原ナショナルトラスト」が運営しています。

ほんのちょっとだけど、活動の足しにもなればという気持もあったし。

しばし、クラムチャウダーとパンとコーヒーで、カフェの窓辺から湿原を独り占め。




お腹も心も満たされたところで霧多布岬へ。

途中にある浜中町役場への案内は”ルパン三世一味”が担っています。



浜中町役場入口には峰不二子ちゃんが!



霧多布岬(きりたっぷみさき)に着きました。

正しくは湯沸岬(とうふつみさき)というそうですが、「ゆわかし岬」と読む人が多いため、現在では霧多布岬と通称されているんだって。

湯沸岬灯台の先に続く遊歩道を歩きます。



もうあまり花のない季節だけど、ひっそりと咲く花々に目を配りながら進みます。


浜中湾と琵琶瀬湾を区切るように太平洋に突き出した岬の先端では荒波が暴れています。


曇り空の景色の中でひときわ鮮やかなハマナスの真っ赤な実に目を奪われます。



続いて霧多布半島の西の端にある「アゼチの岬」へ。

ここからは小島・ゴメ島・嶮暮帰(けんぼっき)島を望め、遥かに琵琶瀬湾、浜中湾の海岸線を見渡すことができ、真夏の落日はすばらしいらしい。

今回は天候の関係で「霧多布岬キャンプ場」ではなく、町内の内陸側にある「MO-TTOかぜて」に泊まることにしたけど、次回は岬に泊まって、そんな光景を堪能したいな。




みんなこんな店に入ってみたいよねwww

岬巡りを終えて浜中町の市街に戻ると「ルパン三世通り」ってのがあって、

そこには「パブ・フジコ」、「次元バー」などがあって、これらは仮想店舗なんだけど、「もしこんな店があったらどんな感じかな~」と妄想を楽しませてくれます。



きっと渋いバーなんだろうな。残念ながらクローズ(笑)



茶内駅前には「居酒屋五エ門」が!!

斬鉄剣でぶった切った料理が出てくるかな(笑)




浜中の自然を堪能したら、今夜もお楽しみの「牡蠣まつり」(笑)の準備です。

ブランド牡蠣の”丸えもん”を沢山買い込んできました\(^o^)/




霧多布温泉「ゆうゆ」に入ってさっぱりしたら、急いで「MO-TTOかぜて」に戻って火熾し。

「牡蠣には”白ワイン”だべや!!」っていうキャンプ仲間からのメッセージ。

今夜は白ワインを飲み飲み1個1個大事に牡蠣を焼きました。






小ぶりの牡蠣だけど、「なまら美味いわ~」。

そして白ワインとの相性も「なまらヤバい!!」








美味しい牡蠣をお腹いっぱい食べて幸せな気分でお休みなさい。

明日は根室、納沙布岬を回って別海まで走ります。