行くぜ東北!!~軽バン車中泊旅(7)


【2022年5月4日】

山形県三川町~秋田県大仙市



東北旅も7日目、まだまだ山形にいたいけど、そろそろ北上していかなくては。

今日は鳥海山を越えて秋田へ向かいます。

 



朝ご飯はしっかり食べないと始まりません(笑)

 


今日はこんなコースです。

 


秋田港に上陸した日に立ち寄るはずだったが、大雨で通過した「十六羅漢岩」がやっぱり見たい。

 


日本海の荒波で命を失った漁師諸霊の供養と海上安全を願って、吹浦海禅寺の寛海和尚が造佛を発願し、1864年に自身は近村から酒田まで托鉢をしながら地元の石工たちを指揮、5年の年月をかけて磨崖仏を完工したもの。16の羅漢に釈迦牟尼、文殊菩薩、普賢の両菩薩、観音、舎利仏、目蓮の三像を合わせて22体あるのですが、いくつか見つけられなかったな。

 



まだ季節は早いけどせっかくだから、今シーズンの開通をむかえたばかりの「鳥海パノラマライン」を走ってみた。

急傾斜と急カーブの連続であまり景色を見る余裕はなかったけど、いい季節に来たら素晴らしい景色が広がっているんだろうな。

 



展望台からは日本海までの眺望がありました。

 


パノラマラインを抜けたあとも、鳥海山がずっとついてくるような道が続いていました。

 



国道107号を走っていると川沿いに鯉のぼりの群れが見えてきたので一休み。

調べてみると由利本荘市東由利地域を流れる石沢川で毎年行われるものとのこと。

子ども連れの家族が大空を舞う鯉のぼりをバックに記念写真を楽しそうに撮っていました。

 




あちこち寄り道してすっかり陽が傾いてしまったが、何とか払田柵(ほったのさく)遺跡を見ることができた。


この遺跡は、平安時代の初めころ(約1,200年前)、律令国家がこの地方の統一を進めるために造った、政治的・軍事的拠点として、また儀式の場としての役割を持っていたと考えられており、出土品から周囲3.6kmにわたり外柵(がいさく)と呼ばれる材木塀で囲まれていたことがわかっているものの、歴史書や古文書になどに関連記事がないことから、歴史上の名称が未だ解明されておらず、まだまだ多くの謎を秘めた遺跡とのこと。

修復中ではありましたが、斜陽の中に浮かぶ遺跡には、古代ロマンに思いを馳せるには十分な空気感が漂っていました。

 





このあたりは、平安後期の「後三年の役」の古戦場だったらしい。

夕陽で反転した光景の中に、強者どもが合戦を繰り広げる影が見えるような・・・。

 



今日は結構走り回ったので、目標地点に着くのが遅くなったので、温泉に入ってサッパリした後は、スーパーでいろいろ買い込んで晩ご飯。私の好きなビール「東京クラフトIPA」も手に入った\(^o^)/

 


クラフトビール、寿司、焼き鳥~(*´∀`)/

明日は1日「乗り鉄」三昧(≧∇≦*)~秋田内陸縦貫鉄道でマタギの里をゆっくりと。