【2023年8月23日】

尾岱沼ふれあいキャンプ場(別海町)


今朝は珍しく早く目が覚めた。ほんと珍しい。


まだ4時半だし、二度寝しようか(笑)


それにしてもオホーツク海から昇ってくる日の出を見られるとは、我ながら快挙(笑)


というわけで朝5時からの朝ご飯に。

ご飯を炊いて、味噌汁を作って、あとはキャンツーに欠かせないセコマのお総菜。


今日の予定は今旅のメインイベント、草木に埋もれながらも現存する旧標津線の平糸駅と上春別駅を訪ねること。



別海町は人口が1.6万人なのに対して、牛の飼育頭数が11.3万頭と、なんと約7倍! 

この酪農王国を支える広大な牧草地が果てしなく続きます。



カーナビに指定したポイントに到着。この藪の中に平糸駅があるらしい。


バイクのクラクションを盛大に鳴らしてから、熊鈴を腰に下げてカラマツ林の藪の中を歩いていくとプラットホームらしきものが見えてきた。


あった!


とってつけたような駅名標(復元)に苦笑い。でも、地域にこの遺構を守りたいと思っている方々がいるのを感じました。



かつては駅舎があったはずだが、廃線(1989年)から35年を経た駅跡はすっかり自然に飲み込まれ。

でも、なんか佇んでいたい、そう思える空気がここにはありました。



無事に藪から出てきてホッとすると神社の鳥居がありました。


さて、もう一つの駅、上春別駅跡を探しに行きます。


カーナビに指定したポイントについて、藪の中を進んでいくとありました!


夏草の中、黒ずんだコンクリートプラットホーム。


復元された真新しい駅名標、朽ちていくホーム、そして眩しい青空、異次元に迷い込んだような錯覚。


さて、街へ戻ろうか・・・・(実はもう一つ寄るはずだった「光進駅」跡を忘れている)


今日も暑い、熱中症になりそうだ。別海町鉄道記念公園になっている旧西春別駅構内の木陰で一休み。


キハ22が停車するホームには西春別の駅名標が。


ホームの造りが本物でなく、腕木式信号機との位置関係もおかしいが、鉄道があった思い出を残したい気持ちは伝わります。



駐車場に戻ると、偶然にも同じ色のVストロームがもう一台。

挨拶すると、北海道上陸2日目、最北を目指して走る大学生とのこと。

「この時期の北海道ってこんなに暑いんでしたっけ?」って。

本州から来た方にとっても、今年の北海道は猛暑らしい。




さて、ミッション完了(笑)

今夜のおつまみ、北海シマエビ!!を買ってキャンプ場へ向かおう。




オホーツク海と尾岱沼を眺められる場所に急いでテントを張りました。

だって、大きな蚊の大群がいるんだもん(ーー;)





キャンプ場のシャワーを浴びてさっぱりしたら、漁協の直売場で買ってきた”本物”の北海シマエビをつまみに独り( ^_^)/□☆

やっぱ本物は美味い!!・・・近年、稀少化で高騰してるからなかなか手が出ないけど、地元価格ならなんとか。

最高に贅沢した気分です。このために尾岱沼まで走ってきた感すらある(笑)


それにしても、蚊がうるさい(ーー;)。。。スーパー森林香をたくさん焚いても効かない。



そして、フライパンで焼き鳥。


餃子とトリスハイボールで夜は更けていくのでした。



今日もいい一日でした。

長袖着てたけど、服の上からどれだけ刺されたやら(ーー;)

穏やかな波の音を聴きながら、お休みなさい。

つづく