【2022年8月13日】

天塩川リバーサイドキャンプ場(音威子府村)



今朝のキャンプ場は忙しい。

始発便のフェリーで島抜けするライダーが慌ただしくテントを撤収し出発していきます。




朝食はフェリーに乗ってからゆっくり食べることにして、さっさと撤収。

名残惜しいけれど、また来る日を楽しみに久種湖をあとにしました。



フェリーに乗る前にセコマで朝食とコーヒーを買いました。


礼文島から見る利尻富士も、しばらく見納めです。


フェリーターミナルに着くと、ちょうど「アマポーラ宗谷」が入港中で、たくさんのバイクが乗船待ちをしていました。


「稚内行」のタグを付け、帰るんだな~と思うと寂しくなります。



アマポーラ宗谷は令和2年就航の新造船。

利礼航路で一番大きい4,265tのフェリーです。

接岸するすると、タンクローリーや大型トラックなどがどんどん下船してきます。

そして、すべての車両が下船すると、すぐにバイク→乗用車→大型車の順で乗船が始まります。



汽笛が鳴ると出港です。桃岩ユースの皆さんが宿泊者を盛大に見送っていました。



防波堤を抜けると、フェリーはどんどん速度を上げていきます。

遠くなる島影を見つめながら、寂しさと、また来るぞ~という気持ちが複雑に交錯する時間です。




わくわく感が募る礼文島への往路と違って、復路はなんか、現実に引き戻されるなんともいえない気分。

1時間50分で稚内港へ到着です。



船内にダカーポの「宗谷岬♪」が流れると、車両甲板で待機です。


現実への扉が開かれました。さて、いつもの世界に戻りましょうか(笑)


フェリーを下りると11時。走り出す前に、とっても美味しいラーメンを食べます。


この透き通った塩ラーメン、いつだかキャンプ仲間に案内してもらってから、稚内に来る度に食べに寄っています。



お腹も満足したところで、南下スタートです。

今日は北海道を目指すライダーの聖地の1つと言われる、道道106号「稚内天塩線」をサロベツ原野まで走り、そこから内陸に入り、音威子府村を目指します。




沿道には遮るものなし(≧▽≦)b

青い空、青い海、そして緑の原野、最高すぎる\(^O^)/



最北端を目指す無数のバイクが利尻山を背景に疾走。すれ違うたびに大きく手を振って挨拶を交わします。



大きな風車が沿道につづく「オトンルイ風力発電所」。

老朽化により2023年春には撤去、移転するとのこと。

この迫力ある風景も今回で見納めなようです。



いつまでも走り続けていたい・・・そう思わせる景色の中を進みました。



音威子府村の天塩川リバーサイドキャンプ場に着きました。

ここは天塩川温泉に隣接し、しかも無料という、ライダーにはとてもありがたいところ。

テントを張り終えたら、早速、温泉露天風呂へ。




温泉に入ってさっぱりしたら、美味しい ( *>∀<)oビール

ランタンの灯りの下で、礼文の糠ホッケをつまみに、素晴らしかった今日のツーリングを振り返りました。



焼きそば食べたり。


京都麦酒のペールエール、これは美味い!!



フライパンで温め直した焼き鳥を食べたりしながら。

いや~ほんと、いい一日だったな。



明晩はラストランに向けてホテル泊なので、テント泊は今夜で最後です。

天塩川のせせらぎを聞きながら、おやすみなさい。