クッチャロ湖畔キャンプ場(浜頓別町)

【2020年9月7日】

 





なんて心地のいい朝だろうか。

静かな湖畔を流れる空気を感じて、自然に目が覚めた。

テントを開けると、こんな穏やかな湖畔の景色が広がっていました。


 






コーヒーを淹れて、のんびりメスティンでご飯を炊いて・・・「慌てて駅へ走る」なんてことのない、ゆっくり流れる非日常な時間。

湖畔を流れる冷たい朝の空気の中、温かいご飯と味噌汁が体に染み渡ります。

 




だいぶ太陽が昇って温かくなってきた。

冷たくも青く鏡のような湖面をしばしのんびり眺めながら、今日一日のプランをなんとなく。

 




浜頓別町は20代半ば、礼文島に引っ越す前の2年半住んでいた思い出の町。

今日もいい天気のようだから、もう一泊して浜頓別~猿払の牧草地の中を走り回ろう。

そして、美味い活ホタテを買ってこよう(笑)



  



牧草地の中を抜ける農道を走って、クッチャロ湖が一望できる丘へ行こう。

 



訪れる人もない「クローバーの丘」から眺めるクッチャロ湖。

ずっと一日、ぼーっとしていてもいいくらい好きな場所です。

 



浅茅野台地を地平線に向かって。

 


エサヌカの原野を進む。

 


遮るもののないエサヌカ海岸の牧草地の中を貫く、まるで滑走路。

行くよ(≧∇≦)b

 




エサヌカ直線道路(猿払村道浜猿払エサヌカ線)。

この唯一無比な道を360度オープンエアで駆け抜けるこの心地よさ。

地平線に向かってどこまでも。 



 


広い大地、広い空、どこまでも続く一本道を思う存分走ってクッチャロ湖に戻って来ました。

 


はまとんべつ温泉に入ってさっぱりしたら「琥珀の秋」で( ^_^)/□☆

 



猿払の道の駅で生け簀の中から買ってきた大きな活ホタテ。

1枚1枚バーナーの上で丁寧に焼いていきます。

 



秋の夕方、静かに暮れていく湖畔を眺めながら。

 



美味しく焼けたホタテ。

いや~この風味、ほんと久しぶり。

オホーツクの風の中で食べる幸せな味。

 



夕方になって集まってきた全国を駆けるライダー達と同じ景色と時間を共有。

 


宗谷の夕方は急に冷えてくる。サバ缶で味噌汁を作って温まる。

  


そしてサバの塩気には、お酒が飲みたくなった。

  


ゆっくり暮れていく湖畔をぼーっと眺めてる、ほんと穏やかに流れる宗谷の時間。

  




そして暗くなってもほどよい距離感をとったテントで、それぞれのライダー達が思い思いの時間を過ごしています。

今夜もそんな光景の中の1人でいられることに陶酔感(笑)

さて、明日はいよいよ宗谷岬を回り、礼文水道を渡ります。

 

つづく