今年も行くぜ礼文島(1)~深名線の廃線跡をたどって北上 [バイクキャンプ]
天塩川リバーサイド公園キャンプ場(音威子府村)
【2020年9月5日】
今年は9月に「夏休み」を取りました。
いろいろプランを練ってきた年に一度のお楽しみ、8泊9日のツーリングキャンプに出発です。
例年なら朝晩はかなり寒くなっているはずの9月。今年は8月の気温がまだ続き、バイクで走るのにはちょうど良い気候。
荷物満載のNMAXで張り切って北上します。
今日のコースは国道275号を240キロ北上し、音威子府村にある「天塩川リバーサイド公園キャンプ場」を目指します。
国道275号は深川市からJR北海道の旧深名線の沿線を走ります。
国道と並行して流れる雨竜側にかかる「第三雨竜川橋梁」(通称「ポンコタン鉄橋」)。
1931年(昭和6年)の竣工から90年を経過していますが、廃線となったあとも保存会の手で保存され続け、道内初の吊足場式架設工法の採用と輸入鋼材鈑桁の転用など、経済性と工期短縮を考慮した昭和初期の地方鉄道線建設を伝える橋梁として、2009年に「土木学会選奨土木遺産」に選ばれています。
旧添牛内駅前でちょっと休憩。
廃止から四半世紀を過ぎた今も、かつて青春18切符を手に、ディーゼルカーで降り立った思い出深い駅舎が守られているのはうれしい限り。
240キロ北上しやって来ました宗谷本線「天塩川温泉駅」。
今日のゴールはもうすぐそこです。
ゆっくりと北へ流れる天塩川は、本流の長さ256kmに及ぶ全国第4位(北海道第2位)の長大河川。
赤い橋を渡ると今日のゴール「天塩川リバーサイド公園キャンプ場」です。
無事に到着しテントも張ってホッとしたところ。
天塩川の流れる音、小鳥のさえずり、心地よい微風・・・この空気感とゆっくり流れる時間に今日一日の疲れが癒やされます。
キャンプブームの喧噪もこの北の地には及ばないよう。今のところ私の貸し切りです。
キャンプ場の向かいにある「天塩川温泉」に浸かってさっぱりしたら、今日の最高の一杯をプシュッと(≧∇≦)b
遅い昼ご飯は焼きビーフン。
ビールが進む、今年のマイブームメニュー。
そして、塩ホルモンとセコマの煮卵が美味い(≧∇≦)b
村のスーパーで買ってきた近海産のツブを味わいながら、ツーリングマップルで明日のコースを軽くリサーチしました。
明日は浜頓別まで走ろうかな。
初日の今日は距離を稼いだので、早めに寝袋に入って一瞬で爆睡でした。
つづく
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