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さらば東北、津軽海峡を渡って帰ります [軽バンライフ]

行くぜ東北!!~軽バン車中泊旅(11)

【2022年5月8日】

大間崎~函館~札幌

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今朝は今回の旅で一番の早起き(笑)
朝陽を拝みながら急いで朝ご飯の支度です。

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北海道への前線基地としてなかなか便利なキャンプ場でした。

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大間崎の沖にある弁天島の「大間埼灯台」。その背後には北海道の渡島半島が広がっています。

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朝食は昨夜のつみれ汁にご飯を入れて雑炊にしてパパッと出発。
今旅は車中泊だから、鍋が洗えなかったら困るなと思って100均一で買った「アルミ鍋」を使っていました。
でも、上手いことに水も調達できて洗えたので、この1枚で最後まで穴も開かずに大活躍でした!!

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余裕をもって大間フェリーターミナルに到着です。

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ハッチが開き、いよいよ乗船です。この2台は札幌ナンバー。私同様にGWをこっちで楽しんだようです。

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津軽海峡フェリーの大函丸は1912t。最果てフェリーの利尻礼文航路よりもずっと小さな船でした(゜∀゜)

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乗船時間は90分。防波堤の外には北海道がこんなに近くに見えます。

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さようなら本州島?~(⌒ー⌒)ノ~~~

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揺れることもなく、あっという間に函館へ。

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函館山の先を回って入港です。

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帰ってきてしまったな~北海道。

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函館から札幌までは約280km!! これは東京~名古屋間に匹敵する距離です。
北海道に帰ってきてから、今旅で一番長い距離を走るという(;゜ロ゜)
なので、函館名物ハセガワストアの「やきとり弁当」の大盛りを買い込みます。

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目の前で焼いて弁当に盛ってくれます(゜∀゜)
食料も確保したし、これで安心して走れます(笑)
 
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GW明けの北海道はまだ早春の景色でした。東北で一足先にいい季節を感じてきました。今年はもう一回感じられるな。
 
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陽も傾きかけた頃、無事に帰宅。11日間の全行程で走った距離は1845km。
NAエンジン、MTの軽バン「エブリイ」はホントよく走ってくれました。
ベッドキットを設置した荷室は、広々と寝られてとても快適でした。

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振り返るとこんなルートを回ってきました。
北海道生まれ、道内しか知らない私。
本道から一番近い本州「東北地方」は最初の一歩。
北海道にはない歴史によって発展してきた地域は、何処へ行っても興味の宝庫、好奇心でいっぱいでした。
10泊11日の道中、こんな長旅をしたのも初めてですが、まだまだ走りたい!、行きたい!!、知りたい!!場所がありすぎる。
東北6県すらまだ1周できていないし、その先に広がる未だ見ぬ「日本」の景色、文化。
ホントいい旅をさせてもらいました。
いつになるかわからないけど、この先へ!!
しばらくは大人しくして、次の旅を妄想して行きたいと思います。
また、絶対行くぜ東北!!


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今夜は北海道限定「サッポロクラシック」で安着祝い\(^o^)/

行くぜ東北!! 10泊11日の軽バン車中泊旅『完』

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東北旅の締めくくりは霊場「恐山」へ [軽バンライフ]

行くぜ東北!!~軽バン車中泊旅(10)

【2022年5月7日】

碇ヶ関~恐山~大間崎

おはよーございます。いよいよ東北にいられるのも今日で最後になりました。

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碇ヶ関御関所(いかりがせきおんせきしょ)は、陸奥国碇ヶ関(現在の青森県平川市碇ヶ関)に津軽藩が設置していた関所。藩政時代には野内(青森市)、大間越とともに津軽三関の一つとされたそうです。
この道の駅にある門は移築、復元されたもので、本来あった場所ではないとのこと。

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今朝もしっかりとご飯を炊いて、残り野菜で作った味噌汁。後は総菜もの。

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今日のルートは下北半島を北上し恐山を通って本州最北端の大間崎のキャンプ場を目指します。

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青森から陸奥湾に出て、海岸沿いを走ります。丸い島は浅虫温泉の沖に浮かぶ「湯ノ島」。

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下北半島の中間部にある横浜町の道沿いには菜の花畑が続きます。

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向かいに見えるのは津軽半島。

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ちょっと農道に寄り道して菜の花畑をバックに。横浜町は菜種油の産地だそうです。

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そして、くねくね山道を登ってやって来ました「霊場恐山・菩提寺」。

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恐山は、今からおよそ千二百年の昔、慈覚大師円仁(じかくだいしえんにん)によって開かれた霊場。中国での修行中の若き日に見た夢のお告げに導かれ、諸国に教えを説かれての旅の果てに、この下北の地に辿り着き、そのとき、眼前にひろがるまさに霊山と呼ぶべきこの風光に感じ入り地蔵菩薩一体を彫刻し、本尊としたのが始まりだそうです。慈覚大師円仁が見たのと変わらぬ光景を今見ているんだと思うと何か感じるものがあります。

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恐山のいたるところでは、風車がカラカラと音をたてて回っています。
仏教の教えでは、親より子供が先に亡くなってしまうことは、良くないこととされており、風車は早くに亡くなった子供を想い、あの世でも風車で遊べるように親が手向けているものだそうです。

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お地蔵さん一体一体に手を合わせてきました。

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鮮やかな風車が回る光景は別の世界への思いを誘う感じです。

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一本一本が先人の供養のために建てられています。

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恐山菩提寺の境内には恐山温泉という湯小屋があります。
もともとは山岳信仰の修験者のために用意された、身と心を清める場所でしたが、現在は一般人も入浴できます。

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地獄巡りの後、私もゆっくり浸からせていただきました。泉質は強酸性で効きます!!

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恐山を下りたら、この先にある今日の最終目的地、大間崎のキャンプ場へ向かいます。

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途中で風間浦村の桑畑温泉に立ち寄りました。

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温泉の庭先には桑畑小学校跡の記念碑がありました。

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みんなの学び舎があった場所。学校はなくなってしまったけれど、地域の皆さんが集えるよう「思い出」の場所に温泉を作った風間浦村の思いを感じ、太平洋を望む露天風呂がある良い温泉がさらに心地良く感じました。

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明日の朝は早い船に乗るので、慌てないよう、キャンプ場へ入る前に大間フェリーターミナルに寄って乗船手順を確認しました。

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大間崎テントサイトの周りには食堂や売店があり、車中泊の車が沢山集まっていました。このうちの何台かはたぶん同じフェリーに乗るんだろうな。

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さて、東北最終日の夜は横浜町で買ってきた「トゲクリガニ」と名産の「ホタテ」の刺身を食べながら美味しいビールで旅の振り返り。トゲクリガニは「毛ガニ」と同様のクリガニ科の仲間。青森では花見には欠かせない春の味だそうです。2杯で千円程度ですが、とても美味しく満足感でいっぱい‎(๑╹ڡ╹)。

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そして、青森の郷土料理「ホタテ味噌貝焼き」と羽黒山の御神酒。

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残り野菜で作ったつみれ汁で、楽しい思い出を振り返る夕べになりました。

明日は7:00の津軽海峡フェリーで本州を離れます。


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撮り鉄と地底探検の1日 [軽バンライフ]

行くぜ東北!!~軽バン車中泊旅(9)
 
【2022年5月6日】
阿仁合~尾去沢~碇ヶ関

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おはよーございます。軽バン東北旅も9日目になりました。
今朝もいい天気。まずはコーヒーを飲みながら、ご飯を炊いて味噌汁も。

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今日は秋田内陸縦貫鉄道の大又川橋梁で「撮り鉄」してから、マタギ資料館、旧尾去沢鉱山を巡って碇ヶ関(いかりがせき)まで行こうと思います。

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色々計画しているうちにご飯が炊けたので、総菜の卵とじをのせて、がっちり朝ご飯。
食べ終わったら、撮影する列車に間に合うように急いで出発です。

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定番の撮影スポットだから、良い感じの1枚が撮れました^^v

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次の列車までは少し時間があるので、地図で見つけた「萱草七面山神社」へ。

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くねくね山道を走ると到着です。

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入口の赤い橋を渡ると一気に神聖な空気が広がります。

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その昔、身延山の七面山を深く信仰していた鴻池と言う者が、ご神体の女龍のお告げ通りにこの地に来て萱草鉱山を開き、身延山から七面様を勧請して洞窟の前に神社を建てたと伝えられ、これが萱草七面山の謂われだそうです。

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神社の裏にはうっそうとした杉木立があり、その中を登っていきます。

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参道の池には北海道では見たことがない卵(゜∀゜)。あとでクロサンショウウオの卵塊だと教えてもらいました。

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神秘的な龍神沼。願い事をしたら出てきてくれないかな(笑)

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沼の主??

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そして、大岩の下に荘厳なお堂が(゜∀゜)。怖いので急いで参拝しました。

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そして、次の列車の時間。今度は高いところから撮ってみました。昨日は列車の中から見た渓谷は、なかなかの景色です。

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撮影が終わったら、マタギ資料館へ。

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ここではマタギの歴史と心を学んできました。「マタギの古い掟は、決して古くならない」(゚ω゚*)

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この地域はマタタビの産地とのことで、お昼には麺にマタタビを練り込んであるというラーメンを食べてみました。そもそもマタタビの味って知らないから、どの辺がそうだったのかな?

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さて、今日の最後は鹿角市にある「史跡・尾去沢鉱山」へ。
この鉱山は、西暦708年(和銅元年)に銅山が発見され、産金が東大寺の大仏や、中尊寺で用いられたとの伝説が残る、開山1300年の歴史を誇る一方で近代的な産業遺産でもあります。
銅のほか、金、銀、鉛、亜鉛が産出され、1889年に三菱財閥が開発を行うようになってから1978年の閉山までの産出量は、銅30万t、金4.4t、銀155tと推定されているそうです。
岩盤が堅固なことから江戸時代の採掘跡も保存され、閉山後は約800km(゜∀゜)ある坑道のうち、1.7kmが一般公開されており、見応え十分です。

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閉館時間までは残り1時間半という夕方到着したので、入場者は私だけ(;゜ロ゜)。
いざ、恐る恐る・・・地底探検へ。

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岩盤が堅固なことから坑道の高さはなんと22m!!、上下の坑道は30mの間隔で掘られているそう。いったい地下何階まであるんだろう(゜∀゜)

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坑内はまるで地下都市のように事務所や食堂があります。

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トロッコのレール跡が残る薄暗い坑道。本物ならではの緊張感が重くのしかかります(;゜ロ゜)

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構内のマネキン達は今にも動き出しそうなくらいリアルです。

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この道は地獄の果てまで続いているのでは・・・。

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削岩機による採掘風景。この方もリアルです。

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トロッコ電車も当時のままの雰囲気。

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縦坑のエレベーター。
「やめなさい 手順無視してまた作業 いつか地獄へ直滑降」
戒めの言葉が随所に掲げられています。

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採掘現場からエレベーターで上がってくるトロッコを電気機関車で引き出しています。

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近代化以前はノミで手彫り。機械化されても作業内容は同じ。坑内労働の厳しさが伝わってきました。

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無事に出てきてホッとしたけど、薄暗い本物の坑道で心拍数が上がっていたせいか、ぐったり感(ノ;_ _)ノ =3 

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坑道見学につづき、鉱山歴史館へ。この針金状のものは坑道配置の3D模型。
1300年、掘った掘った800km(゜∀゜)。
複雑に重なり合った無数の坑道に、先人の苦労とその歴史に、とてつもない重さを感じました。

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鉱山見学の後は、温泉隣接の「道の駅 いかりがせき~津軽関の庄」へ。
温泉でサッパリした後は、すき焼き、ホヤ、ポンポチで美味しいビールで感慨深かった1日の締めくくりです。
明日はいよいよ東北最終日、北端の大間崎まで走ります。


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秋田内陸縦貫鉄道でマタギの里へ [乗り鉄]

行くぜ東北!!~軽バン車中泊旅(8)

【2022年5月5日】

角館~鷹巣~根子~阿仁マタギ~阿仁合

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おはよ~ございます。軽バン旅も8日目、少しずつ帰る日が近づき寂しくなってきましたが、ここで「乗り鉄」です!!
一番列車に乗るために早起きして角館駅へやって来ました。
今日はずーっと乗ってみたかった「秋田内陸縦貫鉄道」でマタギの里の空気に触れてきます。

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今日のコースは、角館駅から終点の鷹巣駅まで乗り鉄を楽しんで、夜は阿仁合(あにあい)に泊まる予定。

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1枚目の写真はJR田沢湖線の角館駅。私が乗るのはその隣にある内陸線の角館駅になります。

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始発列車の時間はまだ窓口は開いていないので、切符は買わずに整理券を取って列車に乗ります。

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秋田内陸縦貫鉄道は、かつてはお互いに行き止まり路線だった国鉄「阿仁合線」の終点「比立内駅」と「角館線」の終点「松葉駅」との間を接続させて1989年に開通した路線。文字通り内陸を縦貫。秋田の一番濃いところ?を走っているようです。

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真っ赤な”汽車(ディーゼルカーのことを北海道人はこう呼ぶ)に乗るよ。

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車内に入ると可愛い秋田犬たちがお出むかえ。

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窓の下には懐かしい感じで小さなテーブルがあり、路線図が描かれています。

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車内は秋田犬でいっぱい(*゜∀゜)

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秋田の山村地帯をのんびり走ります。
まずは一回終点まで通しで乗ってみて、その間に降りたら面白そうな駅をリサーチです。
何回も降りたいし、ローカル線だから降りた駅で長い時間待ちぼうけしても大丈夫なように、始発じゃなきゃダメなんです(笑)

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やはりここから展望は欠かせません( ̄∇ ̄)

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渓谷を渡るときは減速して、絶景をゆっくりと見せてくれます。

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秋田内陸縦貫鉄道の本社と車両基地がある「阿仁合駅」(あにあい)。
内陸線は単線なので列車交換待ちです。

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観光拠点にもなっているので新しく格好がいい駅です。

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やっと有人駅なので、待ち時間に窓口へ行き、乗車駅の整理券を見せてワンデーパスを購入です。

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駅前にはマタギの里の案内板。今回の旅では全部は回れないから、また来ることになりそうです。

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待ち合わせの列車が来たので、急いで車内に戻ります。

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そして、また山村地帯ののどかな車窓をのんびりと楽しみます。

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最近は先頭の窓にかぶりついている女性の後ろ姿も見かけるようになってきました(笑)・・・鉄道旅好きの女性が増えるのは良いことです。そして、終点「鷹巣駅」(たかのす)到着です。

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内陸線自体が「秋田名物」なんですね(*゜∀゜)

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あれ「鷹ノ巣駅」じゃない(*゜∀゜)、「鷹巣駅」?
今気づいたけど、隣にあるJR奥羽本線の表記は”ノ”が入って、内陸線は”ノ”がないんだ!!

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次の列車まで少し時間があるから、鷹ノ巣の市街を散歩していたら、公園にSLが展示されていました。

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さて、次の列車の時間になったのでホームへ向かいます。

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阿仁合行きの真っ赤なディーゼルカー。

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こちらも可愛い秋田犬がお出迎え(*゜∀゜)

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「合川駅」で列車交換。

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山あいののどかな景色の中を進みます。

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阿仁合駅で乗り継ぎです。

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乗り換える度にどんなワンちゃんが迎えてくれるか楽しみになります(*^ー゜)

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行きの列車でも通った渓谷。減速してゆっくりと見せてくれます。

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反対側の窓に目をやると橋の上で手を振っている人たちが!!

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そうか! 撮影スポットなんだ!!
ここはいい写真が撮れそうだ(*゜∀゜)

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さて、いよいよ未体験ゾーン。知らない駅で降ります(*゜∀゜)

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笑内駅(おかしない)。駅名もさることながら、ここには興味深いものがあったのです。

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駅前はしだれ桜が満開。ほとんどバスの来ないバス停は「根子入口」・・・入口だよ。

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山越えして歩きます!!

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かつての「根子集落」は落武者伝説が残る秘境中の秘境。
地理的な条件から独特の文化を育んできたこの土地は、『マタギの発祥の地』と呼ばれ
ています。さて、どんな景色が待っているかな。

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その昔はトンネルなんてなかったから、獣道のような山道を歩かなければ行けない集落だったんだろうな。調べたら、トンネル開通の昭和50年までは文字通り山越えだったそうです。

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根子トンネルキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!・・・・・先が見えない・・・細いし暗い(;゜ロ゜)・・・異次元の入口??

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いざ、参る!!・・・恐る恐る歩きます。

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やっと出口が見えてきたε-(´∀`*)ホッ

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さあ、どんな景色が待っている集落なのかなo(^-^)oワクワク


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トンネルを抜けると集落を見下ろす場所に先祖代々のお墓がならび、桜が咲き誇っていました。

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「ねっこ」という読み方で間違いないようです。

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トンネル出口の上にある展望台からの全景。山越えした先にある小さな盆地。この地形が「落ち武者の隠れ里」という伝説が残る所以のようです。

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集落を見守る場所にある「根子神社」に深々と参拝しました。

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振り返ると、さっき抜けてきたトンネルが見えました。

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今は現代的な家屋が建ち並ぶ静かな集落ですが、かつては歴史的な古民家が建ち並んでいたんだろうな。

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さて、またタイムトンネル?を抜けて帰ります。

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涼しげな森の中に続く道を下ります。

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この苔むしたような階段はどこへ続いているんだろう・・・かつての山道かな??

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無事に笑内駅まで戻ってきました。次に降りたい駅へ向かいます!

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車窓にはもう一つきれいな渓谷がありました。

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お!、なにやら賑やかな駅前。

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この駅名のインパクト(*゜∀゜)に下車駅に選びました・・・そして列車は私1人残して行ってしまった(^^ゞ

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誰もいないと思っていた駅に、マタギのおじさんがいてビックリ(゜∀゜)

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そして駅舎には伝説のマタギのおじさんが優しい笑顔を浮かべて「お疲れさま」と待っていてくれました。
この語りに心地良い時間が流れます。

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駅前広場には町の皆さん(笑)が集まっていました。日々、少しずつ増加しているらしい・・・。

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迎えの列車が来るまで阿仁マタギの集落を散策。

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下り列車を撮り鉄(笑)

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苔むした階段を見つけました・・・登ってみよう。

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フカフカの松葉に覆われた道を登ると鳥居が見えてきました。

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八幡神社を深々と参拝。

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駅に戻ってくると猟友会の皆さんが打ち合わせ中でした。

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お迎えはリゾート列車「縄文号」でした。

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盛大な見送りを受けました(笑)・・・・また来るよ!!

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流石はリゾート列車用の車両(゜∀゜)。。。くつろげる。

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斜陽の中を進む車窓。

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観光列車の時はきっと美味しい料理が出るんだろうな。時にはそんな旅もしてみたいですね。

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内陸線の角館駅に帰着。

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楽しかった「乗り鉄」の一日に満足です。

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エブリイを取りに戻って、角館温泉に入ってサッパリしたら、今夜の停泊地「阿仁合」へ向かいます。

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今夜は秋田らしいもの(笑)を食べよう・・・ということで、すぐに食べられる”本格”きりたんぽ汁\(^o^)/

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ビールも美味しいヤツを飲むよ!!

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そしてお総菜の焼き鳥に、よなよなエール. (๑´ڡ`๑)

今朝はかなり早起きだったからバタンキュー。

明日は一生懸命北上しないと日程が(^_^;



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まだまだ山形を見たいけど秋田へ進みます [軽バンライフ]

行くぜ東北!!~軽バン車中泊旅(7)

【2022年5月4日】
山形県三川町~秋田県大仙市
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東北旅も7日目、まだまだ山形にいたいけど、そろそろ北上していかなくては。
今日は鳥海山を越えて秋田へ向かいます。
 
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朝ご飯はしっかり食べないと始まりません(笑)
 
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今日はこんなコースです。
 
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秋田港に上陸した日に立ち寄るはずだったが、大雨で通過した「十六羅漢岩」がやっぱり見たい。
 
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日本海の荒波で命を失った漁師諸霊の供養と海上安全を願って、吹浦海禅寺の寛海和尚が造佛を発願し、1864年に自身は近村から酒田まで托鉢をしながら地元の石工たちを指揮、5年の年月をかけて磨崖仏を完工したもの。16の羅漢に釈迦牟尼、文殊菩薩、普賢の両菩薩、観音、舎利仏、目蓮の三像を合わせて22体あるのですが、いくつか見つけられなかったな。
 
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まだ季節は早いけどせっかくだから、今シーズンの開通をむかえたばかりの「鳥海パノラマライン」を走ってみた。
急傾斜と急カーブの連続であまり景色を見る余裕はなかったけど、いい季節に来たら素晴らしい景色が広がっているんだろうな。
 
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展望台からは日本海までの眺望がありました。
 
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パノラマラインを抜けたあとも、鳥海山がずっとついてくるような道が続いていました。
 
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国道107号を走っていると川沿いに鯉のぼりの群れが見えてきたので一休み。
調べてみると由利本荘市東由利地域を流れる石沢川で毎年行われるものとのこと。
子ども連れの家族が大空を舞う鯉のぼりをバックに記念写真を楽しそうに撮っていました。
 
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あちこち寄り道してすっかり陽が傾いてしまったが、何とか払田柵(ほったのさく)遺跡を見ることができた。
この遺跡は、平安時代の初めころ(約1,200年前)、律令国家がこの地方の統一を進めるために造った、政治的・軍事的拠点として、また儀式の場としての役割を持っていたと考えられており、出土品から周囲3.6kmにわたり外柵(がいさく)と呼ばれる材木塀で囲まれていたことがわかっているものの、歴史書や古文書になどに関連記事がないことから、歴史上の名称が未だ解明されておらず、まだまだ多くの謎を秘めた遺跡とのこと。
修復中ではありましたが、斜陽の中に浮かぶ遺跡には、古代ロマンに思いを馳せるには十分な空気感が漂っていました。
 
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このあたりは、平安後期の「後三年の役」の古戦場だったらしい。
夕陽で反転した光景の中に、強者どもが合戦を繰り広げる影が見えるような・・・。
 
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今日は結構走り回ったので、目標地点に着くのが遅くなったので、温泉に入ってサッパリした後は、スーパーでいろいろ買い込んで晩ご飯。私の好きなビール「東京クラフトIPA」も手に入った\(^o^)/
 
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クラフトビール、寿司、焼き鳥~(*´∀`)/
明日は1日「乗り鉄」三昧(≧∇≦*)~秋田内陸縦貫鉄道でマタギの里をゆっくりと。

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生まれ変わりの旅~出羽三山神社へ [軽バンライフ]

行くぜ東北!!~軽バン車中泊旅(6)

【2022年5月3日】
山形県三川町~鶴岡市羽黒町

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東北旅6日目も良い天気。今日は出羽三山の羽黒山へ向かいます。

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いつものようにメスティン飯と味噌汁、そして缶詰。コーヒーも欠かせません(笑)

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道の駅庄内三河から30分ほどで羽黒山神社へ。

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出羽三山参拝の玄関口にそびえ立つ「羽黒山大鳥居」をくぐるといよいよです。

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出羽三山は、山形県の中央にそびえる羽黒山(414m)・月山(1,984m)・湯殿山(1,504m)の総称。それぞれの山は、「羽黒山=現在」「月山=過去」「湯殿山=未来」と見立てられ、この三山をめぐることは死と再生を辿る「生まれかわりの旅」として古くから信仰をあつめてきたんだそうです。

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出羽三山神社の開山は1400年前と言われ、「随神門」をくぐると雰囲気が一変し、出羽三山神社の神域へ。
石段2446段にいざ!


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スギの大木の森、いくつもの祠がつづく幽玄な世界。

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デカい(*゜∀゜)。樹齢千年以上、羽黒山の爺杉(じじすぎ)。幹周り8.3m、樹高43m!!

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参道にある須賀の滝。神社の祠の背景に滴る様子は、山岳信仰の聖地らしい趣きです。

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これが五重塔(*゜∀゜)。初めて見る本物に感激。
現在の塔は西暦1372年に再建されたもので、高さは29m!!もあり、杉の大木の森の中にあっても迫力十分。
悠久の時代、しかもこんな山奥にどうやって建てたのだろう。
その苦労に思いを馳せる。

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ほとんどの参拝客は五重塔で引き返してしまう・・・ここからが本番なのに。
さて、先は長いぞ・・・。

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巨木の森の中をつづく石段は江戸時代に13年の時をかけて作られたらしい。
機械力のない時代に、斜面を手作業で削り、重い石を背負って運ぶ、気が遠くなるような作業。
きつい石段登りではあるが、その「ありがたみ」を感じます。

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北海道にはない巨木の森。人間って小さいわ(笑)

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きつい、きつい石段登り。ここが最後の頑張りどころらしい(o´Д`)=з

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おお(*゜∀゜)、あれは頂上の鳥居に違いない!!

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頂上の神社キタ―――(゚∀゚)―――― !!

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頂上の神社は「山神合祭殿」と呼ばれ、文政元年(1818)完成。
出羽三山神社のうち月山、湯殿山は雪深い山頂や渓谷に有り通年の参拝が不可能なため、三山の神々が合祀されており、ここで3つ全部参拝できたことになる?

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出羽三山には百一末社と称し、羽黒山を始め、月山・湯殿山の山麓、または幽谷に多数の摂社末社があり、その一つ一つが遥か昔神仏習合の時代から、この地に暮らしてきた人々の祈りや願いの場としてあり続けているそう。羽黒山の境内にはいくつもの末社があり、全部参拝してきました。

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お参りが終わったら、玉こんにゃく。練り辛子を付けて、美味い!!
さて、一休みしたら、元来た道(石段^^;)を帰ろうか。

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2466段の石段を気をつけながら下山。傾いた陽に照らされた五重塔は今朝とは違った神々しさがありました。

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須賀の滝の下に鎮座する不動明王。すごい神力を放って入るように見えました。

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朱塗りの神橋を渡ればもうすぐ俗世に。

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すっかり陽も傾いてきた頃、今朝降りてきた随神門からの石段に。
帰りは登り、最後の修行です。

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鳥居をくぐって俗世に戻ってきました。
全身に疲労感を感じながらも、神域で過ごした1日に不思議な感覚が宿りました。
羽黒山は出羽三山の入口。月山、湯殿山もいつか行かなくては修行(笑)は終わらないな。

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次の修行に向けて、月山や湯殿山を見ていこう。

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月山高原からまだ残雪がある山々のパノラマ。

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羽黒山、湯殿山、月山で出羽三山。制覇しなきゃ終わらない。いつかまたきっと来るだろう。

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熱い温泉に浸かってスカーッとしたあとは、ご飯が炊けるまで御神酒と玉こんにゃく!!

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そして、芋煮とビールで、神秘的だった今日一日を振り返りました。

明日は鳥海山を越えて秋田県へ入ります。


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行くぜ山寺~石段1070段!! [軽バンライフ]

行くぜ東北!!~軽バン車中泊旅(5)

【2022年5月2日】

山形市~蔵王温泉~山形県三川町

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山形らしいものでイメージするのはやはり神社仏閣。その中でも「山寺」と呼ばれる宝珠山立石寺はぜひ行ってみたかったところの1つ。先日の日本国登山で足慣らしはできた。待ってろよ石段1070段!!

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今日の予定は山寺をメインに、蔵王温泉、山形城を巡って翌日の予定に合わせて庄内三河まで走ります。

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混雑必至の観光地でもある山寺へはいつもより早起きして、急いで朝ご飯を食べたら出発。

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「登らなければ味わえない感動が、そこにあります」~宝珠山立石寺。

西暦860年に清和天皇の勅願のよって慈覚大師が開基。
まずは正門をくぐってすぐの「根本中堂」で今日一日の安全祈願(笑)
この建物は西暦1356年に建てられ、ブナ材の建築物では日本最古だそう。

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線香を立てて、ありがたい煙を全身に。

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登山口となる「山門」までは幽玄な境内を歩きます。

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邪悪な人(笑)は通してもらえないような雰囲気。

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さて、山門に来ました。ここからいよいよ本格的な石段登りになります。

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沢の中にたたずむ、苔むしたお地蔵さん。滝に打たれる行者のようです。

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大木の森の中を一段一段( ´ー`)フゥー...

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自然と同化すればするほど有り難みが増す、永年の刻を超えるお地蔵さん達が、沿道にずーっと立ち、我々を見守っています。

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仁王門まで登ってきた(*´ο`*)=3。
1848年に再建されたけやき材の優美な門で、左右に安置された仁王尊像は、運慶の弟子たちの作といわれ邪心をもつ人は登ってはいけないと、睨みつけている。

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木漏れ日の中に立つお地蔵さんが神々しい。

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開山堂まで登ってきた(*´ο`*)====3
立石寺を開いた慈覚大師のお堂で、大師の木造の尊像が安置されています。

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このすごいところに建っているのは、写経を納める納経堂で、山内で最も古い建物だそう。

 

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ほんと沢山のお地蔵さんに見守られながらの参拝です。

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悠久の時代、急峻な岩山に建てられた山寺。信仰とはどんな困難にも立ち向かい乗り越え、やり遂げる力なんだな。

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ついに奥之院 キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
なかなかの石段修行でしたが、やっと一番上まで来ました。
開山・慈覚大師が、中国で修行中に持ち歩いた釈迦如来と多宝如来を本尊としているそうです。
1200年前に中国に修行の旅へ。そこへ導く信仰と探究、使命感。それをもっての開山なのだなと。

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奥の院の周りには沢山のお地蔵さんが立ち並ぶ祈りの場。
さて、修行?は十分したので下山しようか。

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下山後は寺町を散歩。この玉こんにゃくがすごく美味くて三本も食べてしまいました。
最初は所詮こんにゃくでしょ~と思っていたのですが、ハマりました。

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山寺修行でいい汗をかいた後は、蔵王温泉の大露天風呂へ。
山から湧き出る最高の温泉が自然度いっぱいの湯船に満たされ、いつまでも浸かっていたくなる最高のリラクゼーション。いや~ほんとイイ温泉でした。

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遅いお昼は山形県発祥の麺料理「鶏中華」。そば屋が作ったラーメンという感じかな。いい出汁が効いてました。

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山形市内でコインランドリーしてる間に山形城跡を散歩。

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お堀で囲まれた広大な敷地、城壁の遊歩道を1周のんびり散歩しました。

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山形城主が持っていた強大な権力を感じる城内散歩でした。

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夕食用に山形の芋煮「庄内版」と山寺で食べてすっかりハマった山形名物「玉こんにゃく」を用意して、今夜は温泉隣接、道の駅「庄内三河」へ向かいます。

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山寺歩きで疲れた体に温泉が効きまくり!! サッパリしたら、芋煮を温めて、美味いビール。

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そして、玉こんにゃくが美味すぎる。

今日もいい旅ができました。明日は出羽三山神社の羽黒山、2446段の石段に臨みます!!


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雨の匂い、山形~車窓旅 [軽バンライフ]

行くぜ東北!!~軽バン車中泊旅(4)

【2022年5月1日】

鶴岡市温海町~天童市

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今日は1日雨予報。
祖父の故郷には古戦場、山城跡、霊場の数々、まだまだ歩いて行きたい場所が沢山あるが、次の旅に楽しみは残すことにして、少し先に進むことにする。

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朝ご飯を炊いて、切った野菜をパパッと入れた味噌汁、そしてスーパーの総菜を食べて、コーヒーを飲んだら出発!

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今日は、祖父の故郷「小名部宿」に立ち寄り、先祖代々の墓を参ってから、明朝一番乗りを目指す「山寺」の近くにある天童温泉まで走ります。

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雨でしっとり濡れた堀切峠のスギ林の中を進みます。

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しとしと雨、小名部宿には山形の山村らしい光景がありました。

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旅だからこそ、感じる空気があるよね。

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昨日は山歩きの途中に、花もお供えも持たずに来たから、今日はちゃんとそろえてきました。

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お花と車中の冷蔵庫からお宝(笑)のビール(→今夜の御神酒になる)を取り出してお供えし、先祖代々の墓を深々とお参り。
旅の安全、家内安全etc.はるばる北海道から来たのだ。ご先祖様がきっとしっかり守ってくれる。

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小名部宿から鶴岡市街へ向かう新緑の関川峠は国道345号。
これが国道??、北海道では考えられない趣です(笑)
対向車もないから、センターラインはいらないか。
 
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すらっと真っ直ぐ伸びたスギ林の中を走る小さな軽バン。

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峠を抜けてお昼過ぎに熱海川の集落に出た。沿道に出ていた「そば屋」の旗に呼ばれて脇道へ。

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集落の中へ入っていくと「わらび庵」というお店がありました。
店内では薪ストーブが焚かれ、ほっこりする暖かさにホッと。

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「とちあん餅」がついた手打ちそばを注文し、どんなのが出てくるかなとo(^-^)oワクワク。
そして、そばも、山菜の天ぷらも、お餅もすごく美味しくて、とても満足。
今回の旅で4日目にして、やっと地元グルメを堪能(笑)

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このあとも集落の中、小回りがきく軽バンの機動性を存分に発揮し、あぜ道、寄り道しながら、山形の山村の雨のにおいを感じながら走りました。

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雨に煙る山村をいくつも通り抜けて進みます。

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そして、やって来ました「道の駅天童温泉」。
温泉街隣接、買い物も食事環境もすごく充実してるだけあって、夕方到着すると車中泊の車が既に100台以上も!!
空きスペースを見つけて駐車。さっそく買い出しと、温泉へ。

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せっかくだから、今夜は山形らしいものを食べよう(笑)
よく見ると「内陸版」と書いてあり、これは醤油味。
調べてみると「庄内版」というのもあり、味噌味らしい。
明日はこっちだな。

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メスティン飯を炊いて、芋煮、ワラビのおひたしで、今宵も美味しいビール。
車でひたすら走った1日だったけど、軽バンだから気軽に細い路地へも入って、寄り道いっぱい。
生活感のある光景を沢山、目に焼き付けてきました。
明日は早起きして「山寺」の通称で知られる「宝珠山立石寺」の長い石段に臨みます。



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