敬老の日~母を連れて北上キャラバン(3)
森林公園びふかアイランドへ(美深町)
【2021年9月25日】
おはようございます。
3日目の朝も穏やかな天気になりました。
静かな湖畔はとても良いところです。
素敵な窓辺でのんびりご飯炊き。
メスティンから立ち上る湯気がよいwww
風もなく穏やかなクッチャロ湖畔の朝。
朝食はサンマの蒲焼き缶を入れて炊きました。ネギを入れて、山椒を振って美味い!!
今日はちょとだけ南下して、美深町のキャンプ場に泊まる予定です。
この季節になると寄りたくなる「旧歌登町立本幌別小中学校」。
廃校のグラウンドを有志が広大なコスモス畑に。
思い出の積もった校舎・・・廃校になってもその場所を大切に守っていきたいという気持ちをとても強く感じます。
だから毎年見に来たくなって、今年は母にも見せたくてやって来ました。
私の生まれた集落は無人境になってしまったけど、こっちの集落はこうして頑張っている人がいる。
何の応援にもならないけど、私はこのコスモスが咲く季節を思い出し、何年も続けて見に来ている。
こういう心を感じる場所って、なぜか強い引力感じるんだな。
咲来峠を越えてやってきたのは、かつて「青春18きっぷ」の旅で降りたった思い出がある宗谷本線の旧豊清水駅の駅前通り。
かつては列車交換がある要所だったけど、今は無人境となり、廃屋すら朽ち果てて見当たらなくなってしまいました。
廃止された駅は「豊清水信号所」になっています。
写真を撮っていたら踏切の警報音が聞こえてきた。
通過していくローカル線の希少な単行列車と一緒に撮りました。
美深温泉の向かいにある森林公園美深アイランドキャンプ場に着きました。
運良くトレーラーに十分なスペースが空いており、シラカバ並木の間に陣取りました。
トレーラーを定置したら、ちょっと遅い昼食。
ゆるキャン風パスタを作って、苦いビールで安着祝い(笑)
森の中にまぶしい斜陽が注ぎ込んでいました。
シラカバの森、朱鞠内かどこかにいるような雰囲気ですね。
キャンプ場の周りは河跡湖、ちょっとゆっくり散歩しました。
穏やかな空気の中、湖面には木々が映り込み、いい夕景に。
美深温泉にのんびりつかったらトレーラーで晩ご飯。
冷蔵庫の在庫整理もかねて、タジン鍋でホルモンとシシトウを蒸して、フライパンでは豚バラキムチ炒めを作り、生姜をすって冷奴も。
今日も色々な思い出スポット回ったから、当時の話がどんどんわいてくるのでした。
【2021年9月26日】
最終日もまぶしい朝陽が心地良い。
朝食は「道の駅びふか」の名物であるコロッケをパンにはさんでホットサンドにしました。
そして酸っぱ辛いタマネギスープ、苦いコーヒー、デザートはリンゴ。
母と思い出話に盛り上がった敬老キャラバン3泊4日もこれにて終了。
後期高齢者(笑)の母を気楽に連れて歩ける安心、安全なキャンピングトレーラーの快適さ。
母も「これは快適だわ~、何泊でもできるわ~」って。
うちのトレーラーは6人泊まれる仕様で、もともとは私の家族と父母を連れて出かけようと思って買ったもの。
今回は母とのキャラバン、もしまだ父が生きていたら一緒に思い出話に盛り上がっただろうな。
弟は同じ町で生まれたけど小さすぎて全く覚えていないから、思い出話は母としかできないんだよね。
なんか上手く敬老の日やった感じのブログになりましたが、また宗谷に連れてきたいと思います。