追分ソーランラインの旅
【2012年8月15~19日】
ニセコ~蘭越~せたな~寿都
ファミリーキャンプから戻った翌日から、今度は1人旅に出発。疲れてるんだけど走りたいんだよね。
今回のテーマは、子供の頃、親とドライブした「日本海追分ソーランライン」を南下すること。途中にある「雷電(らいでん)温泉」に入ること。行った先々で「地元の珍味を酒の肴」にすること。
さ~て、P泊にも備えてたっぷり水も積んだし、探検用に自転車も載せたし、5日間の旅に出発!
【2012年8月15日】
小樽から日本海を南下するも、天気予報通り風雨が強くなってきた。
今夜は内陸に入ってゆっくり休むことにして、ニセコ町曽我森林公園に清掃協力金300円を払って泊まる。
トレーラーをセッティングしたら、ニセコ駅前温泉へ。
今夜は内陸に入ってゆっくり休むことにして、ニセコ町曽我森林公園に清掃協力金300円を払って泊まる。
トレーラーをセッティングしたら、ニセコ駅前温泉へ。
今夜の酒の肴は、ニセコ薫製工房の薫製。
ウイスキーは近隣産である「余市」。
地元のラジオ局、FMニセコから流れるぴったりのBGM、そして、ホッケの薫製が美味くって、ウイスキーもグイグイ。いつの間にか意識不明^^;
ウイスキーは近隣産である「余市」。
地元のラジオ局、FMニセコから流れるぴったりのBGM、そして、ホッケの薫製が美味くって、ウイスキーもグイグイ。いつの間にか意識不明^^;
【2012年8月16日】
翌朝はすごい雨音に起こされる。
シェードを開けると、キャンパーのテントが叩きつける雨にツブされそうになっているのが見える。ほんとひどい雨だ。土砂崩れとか大丈夫だろうか不安になる。
FMニセコを聞くと、JRが始発から運転見合わせらしい。
朝ご飯が終わる頃には雨もやみ、さあ出発。
シェードを開けると、キャンパーのテントが叩きつける雨にツブされそうになっているのが見える。ほんとひどい雨だ。土砂崩れとか大丈夫だろうか不安になる。
FMニセコを聞くと、JRが始発から運転見合わせらしい。
朝ご飯が終わる頃には雨もやみ、さあ出発。
天気予報によると、今日も海沿いの天気は良くないらしい。
もう一日内陸に留まることにして、P泊適地を探しながら農村地帯をふらふら。
もう一日内陸に留まることにして、P泊適地を探しながら農村地帯をふらふら。
ちょうど良さそうなP泊地を見つけたので、トレーラーを切り離して温泉と食料調達へ。
尻別川は今朝の豪雨ですごい水量です。
今日のお風呂は「雷電(らいでん)温泉」。
断崖絶壁をくり抜いたトンネルとトンネルの間に建っているので、いつも一瞬で通り過ぎてしまい、また、一時期閉鎖されていたこともあり、一度も入ったことがなかった。
そこで、今回はあえて旅のテーマの一つに。
建物は古いけど、日本海を望みながら、熱めの温泉にたっぷりつかって満足、満足。
断崖絶壁をくり抜いたトンネルとトンネルの間に建っているので、いつも一瞬で通り過ぎてしまい、また、一時期閉鎖されていたこともあり、一度も入ったことがなかった。
そこで、今回はあえて旅のテーマの一つに。
建物は古いけど、日本海を望みながら、熱めの温泉にたっぷりつかって満足、満足。
温泉のあとは、今夜の食材調達に蘭越町の永澤商店へ。
海産物が山盛りで並び、1人には多すぎるので、「1人分」にしてもらえないかとお願いすると、快くOKしてくれました。
ツブとホッケを買ってトレーラーへ。
今夜もウイスキーが進み、いつの間にやら意識不明^^;
海産物が山盛りで並び、1人には多すぎるので、「1人分」にしてもらえないかとお願いすると、快くOKしてくれました。
ツブとホッケを買ってトレーラーへ。
今夜もウイスキーが進み、いつの間にやら意識不明^^;
【2012年8月17日】
3日目の朝はこんなにいい天気。早めに起きて、日本海追分ソーランラインの南下、再スタート!
子供の頃、親とドライブしたときは断崖絶壁、急カーブ、狭くて暗いトンネルが続き、とてもスリリングな思い出が。
でも、今はそんな危険地帯は全て長距離トンネル化され、全く違った趣。
あれから30年も経つから仕方がないか。
曇り空の下、奥尻島が見えてきた。
でも、今はそんな危険地帯は全て長距離トンネル化され、全く違った趣。
あれから30年も経つから仕方がないか。
曇り空の下、奥尻島が見えてきた。
せたな三本杉岩は、あの時のままの姿。
車の窓全開で「三本杉が見えてきた!」って、はしゃいでいた小学生の夏休みの思い出。
車を降りて、砂浜をしばらく散歩しながら撮影ポイントを探す。
車の窓全開で「三本杉が見えてきた!」って、はしゃいでいた小学生の夏休みの思い出。
車を降りて、砂浜をしばらく散歩しながら撮影ポイントを探す。
旧大成町まで南下するが、気持ちよく泊まれそうなキャンプ地が見つからない。
大成の道の駅で休憩してから、今来た道を北に戻ることにする。
大成の道の駅で休憩してから、今来た道を北に戻ることにする。
北上しながら、いくつかキャンプ場をのぞくが、ゴミゴミしかったり、1人旅にはそぐわない?状態だったりで、結局かなり戻ってきて、泊まり慣れた風車の下でP泊。
今夜は豚汁。美味しくできました^^v
今夜の肴は、大成で買ってきた、つぶ山海とたこチーズ。
硫黄泉の温泉に入って効いた~ので?プレモルをぐびぐびっと!
硫黄泉の温泉に入って効いた~ので?プレモルをぐびぐびっと!
【2012年8月18日】
4日目の朝はすごくいい天気。
朝ご飯もそこそこに、寿都(すっつ)町浜中海岸野営場へ入り、ベストポジションを確保。
朝ご飯もそこそこに、寿都(すっつ)町浜中海岸野営場へ入り、ベストポジションを確保。
今日は自転車で寿都町を散策。
目的地は弁慶岬。往復約30キロのコース。
自転車の速度で見える景色を撮影しながら、のんびりポダリング。
朱太川を渡る橋から、風車と幌別岳を望む。
目的地は弁慶岬。往復約30キロのコース。
自転車の速度で見える景色を撮影しながら、のんびりポダリング。
朱太川を渡る橋から、風車と幌別岳を望む。
寿都湾をぐるっと回って、野営場の対岸まで来ました。
時々ローカルなバスとすれ違い。
時々ローカルなバスとすれ違い。
どちらにしようかな?
天神様の言うとおり?
寿都漁港への旧道へ。
天神様の言うとおり?
寿都漁港への旧道へ。
お祭り風情の電球が空にならぶ漁師町。なんか、懐かしい気がして。
寿都漁港で一休み。
漁協の直売店で今夜の食材の品定め。
漁協の直売店で今夜の食材の品定め。
ウニ漁の小舟がならぶ番屋の前浜。
番屋の中からは、ウニの殻をむく、おばちゃんたちの楽しそうな声が聞こえていました。
番屋の中からは、ウニの殻をむく、おばちゃんたちの楽しそうな声が聞こえていました。
この辺の浜で、よく磯遊びしたんだよな~。
この先、ずーっと登りが続くので写真を撮る元気なし^^;
この先、ずーっと登りが続くので写真を撮る元気なし^^;
もうすぐ弁慶岬。
だれも歩く人がいないんだろうな~。夏草に飲み込まれつつある歩道。
だれも歩く人がいないんだろうな~。夏草に飲み込まれつつある歩道。
ずーっと登ってきました。大汗かきました。ヘトヘトです。
だから、車でぱーっと来たときとは全く違う景色が見えます!
だから、車でぱーっと来たときとは全く違う景色が見えます!
弁慶岬灯台を望みながら、自販機で買ったキンキンに冷えたコーラ。最高に美味かった!!
日本海を見下ろす弁慶岬灯台。
カモメの声と静かに揺り返す波の音を聞きながら、しばしたたずむ。
カモメの声と静かに揺り返す波の音を聞きながら、しばしたたずむ。
青い空と青い海に続く道。なんて気持ちのいい風景。
弁慶岬、青い空、青い海、たっぷりと堪能。
今度は、さっきヘトヘトになって登ってきた道を、一気に下ります^^v
今度は、さっきヘトヘトになって登ってきた道を、一気に下ります^^v
野営場がはるか対岸に見える場所で一休み。
プシュっと、ぐびぐび。
生き返って、また走ります。
プシュっと、ぐびぐび。
生き返って、また走ります。
朱太川にかかる橋。思わず渡りたくなる風景に吸い寄せられる。
さぁ、渡るよ。
橋を渡ると涼しい海岸林のなかを進みます。
炎天下をずーっと走ってきたので、ほっとしたな~。
炎天下をずーっと走ってきたので、ほっとしたな~。
海岸林を抜けると頭上に巨大な風車。
野営場はもうすぐ。
野営場はもうすぐ。
やっと帰ってきたぞ~。ほんとたっぷり走りました。
夕暮れには戻ってこれるように、まずは寿都温泉へ。
夕暮れには戻ってこれるように、まずは寿都温泉へ。
硫黄泉にたっぷりつかって、疲れが癒された後は、「かき小屋」まで今夜の食材を買い出しへ。
本当は地元産の「寿がき」が目当てだったんだけど、今は漁期じゃないそうで、並んでいたのは道東産でしたが、大きくて美味そうなの仕入れて、うきうきしながら野営場へ。
本当は地元産の「寿がき」が目当てだったんだけど、今は漁期じゃないそうで、並んでいたのは道東産でしたが、大きくて美味そうなの仕入れて、うきうきしながら野営場へ。
こんな光景を眺めながらの最高のひととき。
今日はクラシック。
炭火でカキとツブをゆっくりと焼きながら過ごす、夕暮れのひととき。
1人で食べたらバチがあたりそうなくらい、幸せな味でした。
(バチがあたらないように、翌日、お土産にもう一度買いに行きました)
1人で食べたらバチがあたりそうなくらい、幸せな味でした。
(バチがあたらないように、翌日、お土産にもう一度買いに行きました)
対岸の先端が弁慶岬。灯台の明かりが見えてきました。
寿都湾をくるっと自転車こいであそこまで行ったんだよな~。
寿都湾をくるっと自転車こいであそこまで行ったんだよな~。
次は、寿都産のすごく美味いホッケを焼きながらまったり。
いつの間にか見上げれば満点の星空。
旅の最後の夜、最高の演出が待っていました。
4泊5日、日常を忘れ、いい夏休みが過ごせました。
旅の最後の夜、最高の演出が待っていました。
4泊5日、日常を忘れ、いい夏休みが過ごせました。
2012-08-15 00:00
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