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やりたいことをやる夏休み10Days(10)~「汽笛一声」丸瀬布発・旅の日々から日常へ [バイクキャンプ]

【2021年8月22日】

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今朝もまぶしい朝陽に目が覚めた。
C= (-。- ) フゥー、いよいよ帰る日か・・・。
夏休み10日間のうち、雨で停滞したのは1日だけ。
ほんと天気に恵まれたな~。

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今日は丸瀬布ICから紋別自動車に乗り、道央自動車道を経由して札幌まで帰る約250キロのコース。
95%以上が高速走行だから、寄り道もないし、あっという間に”現実”へ(笑)

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いつものようにコーヒーを飲みながら朝食の支度。
といっても、米は使い果たしたからパックの白米と味噌汁、缶詰類で簡単に。

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丸瀬布のキャンプ場では、かつて森林鉄道で使われていた”本物”の蒸気機関車が動態保存されていて、場内にある1周約2キロのコースを30分間隔で走っています。
せっかくだから、山中に木霊する一番列車の汽笛を聴いてから帰ることにして、撤収後は発車時刻までキャンプ場の中を流れる武利川の畔を散歩して過ごしました。

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朝10時ちょうどに「ぽーぉー!!」っと本物の汽笛が森の中に響くと、シビれるドラフト音を立てながら「雨宮21号」が客車をひいて走って来ました!!

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「雨宮21号」は東京・雨宮製作所で製造された初の国産11トン機関車。
1928(昭和3)年、丸瀬布-武利意森林鉄道に配属され、国有林から伐り出した丸太や生活物資の搬送に携わってきたが1958(昭和33)年に廃止。
地元の強い要望で1976(昭和51)年、林野庁 北見営林局から旧丸瀬布町に譲渡され、町は“森林公園いこいの森”を建設、機関車を走らせた。
森林鉄道蒸気機関車の動態保存は全国で唯一のもので「北海道遺産」にも選定されています。

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90年も前に作られた蒸気機関車が今日も森の中で、もくもく煙をあげ、優しい音の汽笛を鳴らし、力強いドラフト音を立てて”生きている”。この勇姿、10日間の夢のような旅から現実へ戻る今日の私には、これ以上響くものはないかもしれないな。
さて、そろそろVストローム250に跨がって走り出そうか・・・さようなら、楽しかったキャンプツーリングの日々。
 
このあとはずーっと高速道をひた走る消化試合なコース。
でもこの間、250CC、2気筒のエンジンは9,000回転(*゜∀゜)で回り、強風、爆音、振動を容赦なく私に浴びせ続け、そんな刺激に”生きてる実感”・・・を感じてしまうのはバイク乗りの病気でしょうか(笑)

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さて、高速を降りたらもう、すぐに我が家。

10日間のキャンプツーリング。1,880km無事に走り切って帰宅しました\(^o^)/

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あらためて走って来たコースを見返すと、この線に囲まれた中には、未だ見ぬ世界、行きたいところが沢山あり、そして、やり残したことだらけ。

誰が言ったか知らないけれど「やり残したことがあるかぎり、旅は終わらない」。
ほんと、そう思います。
 
楽しかった思い出にひたる間もなく、もうすでに、頭の中では来年に向けた妄想が始動!!
でもまあ、ひとまず今夜は久しぶりに「布団」で寝ます(笑)
 
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それではまたね。
来年の夏休みに向かって”つづく”

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