行くぜ山寺~石段1070段!! [軽バンライフ]
行くぜ東北!!~軽バン車中泊旅(5)
【2022年5月2日】
山形市~蔵王温泉~山形県三川町
山形らしいものでイメージするのはやはり神社仏閣。その中でも「山寺」と呼ばれる宝珠山立石寺はぜひ行ってみたかったところの1つ。先日の日本国登山で足慣らしはできた。待ってろよ石段1070段!!
今日の予定は山寺をメインに、蔵王温泉、山形城を巡って翌日の予定に合わせて庄内三河まで走ります。
混雑必至の観光地でもある山寺へはいつもより早起きして、急いで朝ご飯を食べたら出発。
「登らなければ味わえない感動が、そこにあります」~宝珠山立石寺。
西暦860年に清和天皇の勅願のよって慈覚大師が開基。
まずは正門をくぐってすぐの「根本中堂」で今日一日の安全祈願(笑)
この建物は西暦1356年に建てられ、ブナ材の建築物では日本最古だそう。
線香を立てて、ありがたい煙を全身に。
登山口となる「山門」までは幽玄な境内を歩きます。
邪悪な人(笑)は通してもらえないような雰囲気。
さて、山門に来ました。ここからいよいよ本格的な石段登りになります。
沢の中にたたずむ、苔むしたお地蔵さん。滝に打たれる行者のようです。
大木の森の中を一段一段( ´ー`)フゥー...
自然と同化すればするほど有り難みが増す、永年の刻を超えるお地蔵さん達が、沿道にずーっと立ち、我々を見守っています。
仁王門まで登ってきた(*´ο`*)=3。
1848年に再建されたけやき材の優美な門で、左右に安置された仁王尊像は、運慶の弟子たちの作といわれ邪心をもつ人は登ってはいけないと、睨みつけている。
木漏れ日の中に立つお地蔵さんが神々しい。
開山堂まで登ってきた(*´ο`*)====3
立石寺を開いた慈覚大師のお堂で、大師の木造の尊像が安置されています。
このすごいところに建っているのは、写経を納める納経堂で、山内で最も古い建物だそう。
ほんと沢山のお地蔵さんに見守られながらの参拝です。
悠久の時代、急峻な岩山に建てられた山寺。信仰とはどんな困難にも立ち向かい乗り越え、やり遂げる力なんだな。
ついに奥之院 キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
なかなかの石段修行でしたが、やっと一番上まで来ました。
開山・慈覚大師が、中国で修行中に持ち歩いた釈迦如来と多宝如来を本尊としているそうです。
1200年前に中国に修行の旅へ。そこへ導く信仰と探究、使命感。それをもっての開山なのだなと。
奥の院の周りには沢山のお地蔵さんが立ち並ぶ祈りの場。
さて、修行?は十分したので下山しようか。
下山後は寺町を散歩。この玉こんにゃくがすごく美味くて三本も食べてしまいました。
最初は所詮こんにゃくでしょ~と思っていたのですが、ハマりました。
山寺修行でいい汗をかいた後は、蔵王温泉の大露天風呂へ。
山から湧き出る最高の温泉が自然度いっぱいの湯船に満たされ、いつまでも浸かっていたくなる最高のリラクゼーション。いや~ほんとイイ温泉でした。
遅いお昼は山形県発祥の麺料理「鶏中華」。そば屋が作ったラーメンという感じかな。いい出汁が効いてました。
山形市内でコインランドリーしてる間に山形城跡を散歩。
お堀で囲まれた広大な敷地、城壁の遊歩道を1周のんびり散歩しました。
山形城主が持っていた強大な権力を感じる城内散歩でした。
夕食用に山形の芋煮「庄内版」と山寺で食べてすっかりハマった山形名物「玉こんにゃく」を用意して、今夜は温泉隣接、道の駅「庄内三河」へ向かいます。
山寺歩きで疲れた体に温泉が効きまくり!! サッパリしたら、芋煮を温めて、美味いビール。
そして、玉こんにゃくが美味すぎる。
今日もいい旅ができました。明日は出羽三山神社の羽黒山、2446段の石段に臨みます!!