遠いところへ行きたい夏休み⑥～エサヌカ海岸を歩く

兜沼公園キャンプ場（豊富町）

【２０１５年９月３日】

連日のアクティビティーでちょっと疲れた気もするけれど、やっぱりじっとしてはいられない。
今日はかつて住んでいた浜頓別の方へ行ってみよう。

海岸防風林のアカエゾマツはその厳しい気象条件下にあり樹高は低いが、植えられてから何十年もたっている。

マツボックリが手の届く高さになっています。

海岸防風林の最前線。その先は厳しい寒風が吹き荒れ、冬には流氷が接岸するオホーツク海。

海岸に出るとそこはエサヌカ原生花園。
北海道でもとてもマイナーな場所である故に、一人彷徨うには好都合。

寂寥感漂う海岸を行く。

寂しい光景に自分の影を。

斜陽に照らされ荒涼感漂う。

これは何だろう。
誰もいない風景の中にシュール。  

歩きながらいろんなことを考えた。

陽も暮れてきた、もう一カ所行きたいところがある。

トドマツ林の向こうには、猿払村のモケウニ沼。

トドマツ林の中に伸びる一筋の木道を行く。 

林を抜けると湿原に。斜陽に照らされ美しく輝く。

沼の畔に着いた。
モケウニ沼は周囲３．４キロの海跡湖。

モケウニ上の沼」の夕景を眺めながら、ゆっくりと流れる時間を堪能。
あ～今日もいい１日だった。
帰りには、浜風に吹かれて冷えた体を豊富温泉で温めてからキャンプ場へ戻りました。